お酒が飲めない事をメリットにする

私も会社では有名な酒豪だったので今全くお酒を飲んでいない事が奇跡です。
コロナ禍なので会社の飲み会もありませんが、もしあったらザワついていたでしょう。

主治医にアルコールはダメですよと言われた時はもちろん「え?」となりました。
肝臓は元気なのにお酒が飲めない?
一生分のアルコールを取った訳でもないのにこれからお酒が飲めない???

こんな理不尽な事があるのかと思いました。
私は飲み会ではハイボールと日本酒ばかり飲んでいましたが家ではほろよいです。
その程度の楽しみも許されないかとショックを受けました。

もちろんアルコール中毒ほどの依存ありません。しかしたまにちょっと飲むくらいの楽しみとしては最高なんですよねお酒って。

それからかれこれ約1年程経過しました。
やはり飲み会が一般的にダメになったせいかお酒が飲めない事への苦しみはそれほど感じません。
ノンアルコール飲料もありますしね。

昨今は「お酒は体に悪いからやめよう」みたいな風潮も以前より強く感じます。
健康な人がお酒から離れようとしているのです。
コロナ禍でもなぜかノンアルコール飲料の売り上げが伸びたそうですね。

おや?
おやおや…?

自分がクローン病でお酒が飲めなくなったタイミングと同時に世界がアルコールから脱却しようとしている??

ただの偶然ですが、多くの健康な人が頑張って禁酒してるなら私も頑張らないとなと思う訳です。
私の場合頑張るとか頑張らないとかという以前にクローン病だから飲めないという足枷があるので逆に有利です。

やっぱり健康な方の禁酒って難しいと思うんですよね。
だって健康だから結局飲んでも身体にダメージ無いですから、我慢できなくなったらいくらでも飲めちゃいます。

その点クローン病患者は将来の自分の消化器を人質に取られている状態なので必死に禁酒します。

ダイエットも同じだと思いました。

クローン病になる直前まで私はジワジワ体重が増えてきて顔も丸くなってきていました。
まずいなー年齢的に痩せづらくなってきたなーと自覚はあったのですが、食事の節制はできませんでしたね。だって健康だから(自称)

結局バンバン食べてバンバン飲んでいたのですが、クローン病になって生活が一変

一瞬で激ヤセしました

そこで気づきましたね
自分の身体と命が天秤に掛けられると人は我慢できるんだなと

もちろんこれが「健康のために痩せよう」みたいなフワッとした理由だと微妙かもしれませんね。
特殊な病気になって主治医から直接言われるから効くんですよね。

「太りすぎだからもっと痩せて」と医者から言われても効かないかもしれませんけど😅


そんなこんなで、禁酒ブームの中で一歩先行くクローン病患者な気がしています。
もはや「酒が飲めない事はメリットです。
ある意味我慢しなくていいんですから。

これは健康になる気しかしないですね!

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