クローン病とは全く関係の無い話題ではありますがちょっと思うところがあるので取り上げます
記事の通り2022年に小中高校生が512人も自殺で亡くなったそうです
正直驚きの数字でした
しかも理由が「学業不振」や「進学」についてが多いんですよね
昔から思っていた事ではありますが、なんで子供の頃からここまで追い詰められないといけないのでしょうか
文字通り死ぬほど追い詰められたわけです
たぶん親からのプレッシャーなのかと思いますけども
実を言うと私も過去似た様な事がありました
だから見過ごせないニュースなのです
高校受験の際、両親から「〇〇高校に受からなかったら浪人しろ」と脅されていました
都心の超有名高校なら高校浪人もあり得るかと思います
でもこちらはド田舎の名もなき高校ですよ
浪人する価値もありません
でも私の親は絶対に滑り止めの高校には入れない
落ちたら浪人しろと言って譲りませんでした
（ちなみに滑り止め高校受験費用は祖父母が出してくれた気がします）
実際本当に浪人させるつもりだったのかは分かりません
もし落ちたら滑り止めに通わせてくれた可能性はあります
しかし当時の私は本当に浪人させられると思いました
そこで私は思いました
受験に失敗したら死のう
これね…当時本気だったんですね
今なら考えられないんですけど
やはり人生経験が少ないから「死」に対する印象が軽かった気がしますね
受験で精神的にも追い詰められていたのにさらに逃げ場を失って辛かった事を思い出します
それほど高校で浪人というのが屈辱的だったのです
あの頃の年代の１歳差って大きいんですよね
今なら５歳差10歳差なんて当たり前で働いているけど、思春期は違うのですよ！
たぶん皆さんご納得いただけるのではないでしょうか
そんな中浪人て
県内１番の高校なら浪人生も多少いるでしょう
でも１番どころか２番でも３番でもない
むしろ何番かもわからないレベル
そんなところで浪人して何になるの
死ぬしかない
そう思いました
運よく私は希望の高校に進みましたが、落ちていたらどうなっていたのかな…
そう思う事があります
滑り止め高校に行けたのでしょうか
意地になって死んでいたのでしょうか
人はあまりにも追いつめられると逆ギレしますよ
私の場合「浪人は恥ずかしいから死のう」と言うより
「私をここまで追い詰めた両親を後悔させるために死んでやろう」と思っていました
これまた本気なんですよ
昨年亡くなった512人の中にも同じ気持ちだった人が居るんじゃないかと思うと悲しすぎます
周りからの期待を放り出して生きていく事もできたはずなのに
きっとそれ以外の道を想像できなかったのでしょう
子供の頃「生きてるだけで丸儲け」的な発想は理解できませんでした
生きてるだけで素晴らしい
生きていれば何とかなる
自分がクローン病になったり、家族が病気になったり、祖父母を亡くした今だから思える事です
子供の世界は狭いですよね
過去を思い返してもそう思います
当時は「一般人」のレールから外れることが怖ろしくて仕方ありませんでした
「浪人しろだと？そんなら高校なんか行かずに働くわ！」と思えるくらい強かったらきっと悩まなかったんだろうな～
進学できなければ人生終わり
就職できなければ人生終わり
正社員じゃなければ人生終わり
過去の自分の中で人生終了フラグが多すぎました
そう思って必要以上に頑張りすぎて苦しかった思い出が沢山あります
そしてこれがクローン病の原因ではないかと思う事もあります
クソ真面目に生き過ぎた感はある
すごくある
もっと適当にゆるーく生きられれば人生もっと楽しめたのではないか
未来ある若者が「学業不振」や「進路」で自殺してしまうなんてあってはならない
きっと真面目で優秀な子ばかりだったんだろうと思います
適当だったら学業不振で自殺なんかしません
つらいな…
もし希望の学校に行けなくても新たに選んだ学校で唯一無二の親友と出会える可能性だってあるわけですよ
出会う人で人生変わります
本当にもったいないよ
あと記事には載っていませんが、きっといじめによる自殺も多いのではないかと思います
これも知らない事が多すぎるから発生する事だと思います
本当につらい時は学校なんか休んでいい
行かなくていい
数年間休んだところでどうにでもなる
むしろ今はネットで対面学習以上の勉強をする事だってできるんだから！
でもそんな事、子供の頃は分からんのですよね
まじめに毎日学校に行って苦しんでしまうのです
そして最悪死を選んでしまう
学校側で「つらかったら学校休んでね」とは言えないだろうけど、誰か教えて欲しいものです
今は生まれた時からネットに触れている世代だろうから分かるでしょうか？
逃げ道はいくらでもあるという事を知って欲しいと思います
