みんな強い

Twitter等を見ていると、たまに余命宣告された方のツイートを見かけることがあります
全く知らない方なのに私もショックを受けてしまいます
まだ若い方が多くて、今まで偶然見かけた方も全員女性でした

ご本人もショックでしょうし精神的にもかなりキツい状態だと思うんですが、皆さん「頑張って生きる」とおっしゃっています
強い…
私だったら言えない気がします
もしかしたらそうやって自分を奮い立たせないと心が折れてしまうから無理をしているかもしれない
でも私は言えない
言葉が重すぎる

私はクローン病でもショックだったのに…と思いました
美味しいもの食べられな~い!悔しい~~~!!!

命を落とす病に比べればしょうもない感情に思えてきます
実際クローン病になった時には「死なない病気で良かった、死なない病気で良かった」と自分に言い聞かせていました
実際クローン病の予後は長いですからね

不幸中の幸いだから喜ぶべきだと
数年後に余命宣告される病に比べたら遥かにいいだろうと
他の難病と比べる事でなんとか精神を落ち着かせました


難病は沢山ありますが、この病気には絶対なりたくないと思うレベルの疾患が山ほどあります
もちろんそれに罹患してしまった方々も誰もがそう思っていたはずです

ちなみに私の母は癌患者です
お陰様で今は平穏に過ごしておりますが、医師に癌を宣告された時には危険な状態でした
「癌」って今は治る病気ですよね
そんな事は分かっているのに、それでも「癌=死」というイメージが強すぎてショックでしたね

一時は生死を彷徨い、ネットで情報を調べてはその内容に絶望していました
完治が難しく平均予後も短すぎたんです…
珍しい癌、さらにその中でも「珍しいタイプ」で何も予測できない状態
今ほど元気になるとは当時誰も思っていなかったと思います
主治医も当時もうダメかと思ったそうです

しかし様々な治療を行い、何度も入退院を繰り返して母は復活しました
「珍しいタイプ」だったのが功を奏して良い結果となりました
本当に良かったと思います

そんな中、当時遠い所から何度もお見舞いに来てくれた親戚の叔父さんがいました
母よりずっと年下の叔父さん
話が面白くて会うといつも楽しい時間をくれた叔父さん
その叔父が、寝たきりで意思疎通も難しい状態になってしまったのです
進行の早い難病でした

最後に会った時、何とか杖をついて歩けていたし話もできたのに、もうそれすら叶いません
母の病気を見て、こんなに酷い病気があるのかと思っていたけど、まさかそれがマシに思える程の難病

叔父はまだ話せる頃、私の母を羨ましいと言ったそうです
一度生死を彷徨っても復活して今自由に動ける姿が羨ましいと
その話を聞いて言葉が出ませんでした
叔父は今ベッドの上から動くことができません
切実すぎてつらい

健康な人ではなく、違う病気の人と比べてしまう気持ち、何となく分かる気がします
何だかそれが悲しい

今どんな気持ちでいるんだろう
悔しかったり悲しかったり毎日そればかり考えているんだろうか
クローン病でもこんなに悔しいのに

本来なら母のお見舞いに来てもらった時のように、何度も何度もお見舞いに行きたいのにこのコロナ
私は2020年から県外に出た事がありません

次に会う頃叔父がどうなっているのか、瞼を開けられるのか、私を認識してくれるのか
そう考えると胸が痛いです
進行が早くてまさかもう会えないんじゃないかという心配までしています


この世に神様っているのかな

何で皆に愛されるこの人が苦しまなくてはならないのか
何でこんな目に遭うのか
考え出すときりがありません

働くだけ働いて第二の人生も楽しめずに毎日毎日苦しんで

なんで母や叔父さんが病気になるのか?
老後を謳歌する人達は日本中に山ほどいるのに

そしてなんで私も難病になるの?謎過ぎる
あの人やこの人じゃなくてなんで私???
何か悪い事したの?それとも前世の罰?

仲の良い友人でお母様を亡くされた子も何人かいます
若いのになぜ身近な彼女達がこんな目に
酷い…

神も仏もいないと思いましたね

私は母が生死を彷徨っただけで精神がおかしくなりそうだったのに
亡くす悲しみをまだ想像できません

私は大好きな祖母が亡くなった時、心を癒す言葉を探しまくった時に出会った言葉があります
「神様は心優しい良い人から先に連れて行ってしまう」というもの

いやいや酷すぎるだろそれ、と正直思いました

善行を積んだ人を長生きさせて欲しいものです


それより何より、今はあらゆる難病の治療法が早く確立される事を祈っています
理不尽な苦しみから早く解放されるように
「難病」という言葉がいつか無くなって欲しい

原因がすぐ解明されて、的確な薬が処方され、あっという間に病気が治る
そんな世界がいつか訪れるかなー

ja Japanese
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