税金で助けてもらっている事を忘れないように

もしクローン病の私が「他の病気より先にクローン病患者への補助金を増やせ!!」「この店は脂っぽい料理ばかりだ!クローン病患者への差別だ!!!」「トイレが足りない!混んでいてもすぐ使えるようにクローン病患者専用トイレを設置しろ!」と騒いだら受け入れられるのでしょうか?
絶対に世間から受け入れられないと思います
世間どころか同じクローン病の人達からも呆れられますよね

多くの人は自分が食べられる料理を出してくれる店を自分で探します
トイレも事前に調べます
食べられない料理、行けない所は諦めます
電車がダメならタクシーを使います
健康な人だって食べたいものを出す店を自分で探します

でも公的支援を受け続けてその辺の感覚が麻痺してる人もいるんでしょう
同じ疾患の人が全員そういう考えを持っていると勘違いされる可能性もあります
同じ疾患でも工夫して頑張って生活している他の患者さんはどう思うのでしょうか

全ての難病患者や障害者に対応した完璧なサービスなんて現状できる訳がない
残念ながらこれが現状です

国には予算があります
すべての予算を医療福祉に割くことはできないと誰もが解っているはずです
もちろん今後サービスが増えていくのを多少期待していますが…

まずは、既に多くの支援を受けていることを自覚しその事に感謝すべきだと思います

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